ハーツレンタカーにご協力いただき、インターミディエイトクラス(ミッドクラス)のサイズや装備、スーツケースがどれだけ積めるか等、実際の車で試してきたので紹介します!
基本情報
インターミディエイトクラスはセダンタイプがほぼ確約される5名乗りの車種クラスです。
アメリカ本土でよく目にするサイズの車で、高速道路を走るにも十分なパワーがあり、また、エンジンサイズも1500-2000㏄くらいの物なので燃費も良いです。
また、後部座席の利用を前提に3名以上で借りる場合、長距離ドライブは足元が狭いのできついと思いますが、街乗りであれば苦にはならないと思います。
実車
私がアメリカのレンタカーで最もよく使うのがこのインターミディエイトクラスですが、ホームページの情報などではなく私の経験をもとにインターミディエイトクラスを紹介します。
車種
営業所で目にする車は日産のセントラとシボレーのクルーズが一番多いです。大きさは日本でいうカローラくらいです。
主な車種
- 日産・セントラ
- シボレー・クルーズ
- Hyundai Elantra
- トヨタ・カローラ
- マツダ・マツダ3(セダン)
装備
パワーステアリングやパワーウィンドウ、携帯音楽プレーヤーへの接続USB/AUXインプットなどは全く心配のする必要がない装備です。ここ数年で上記が満たされていないインターミディエイトクラスを見たことがありません。
逆に、ほとんどの車でクルーズコントロールもついていて、まれにリアビューモニターがついているものまであります。
ただ、車の快適性や走行性能を求めると、まだ一歩足りない感じがします。車の快適性や走行性については「ミッドサイズとフルサイズクラスはだいぶ差がある?」をご覧ください。一つ上のフルサイズクラスと比較しています。
荷物の量
今回は荷物の量を見るために日産のセントラを利用し、スーツケースを詰め込んでみました!荷物の多い方は参考にしてみてください。
使用したスーツケース
今回使用したスーツケースのサイズは下記のとおりです。
スーツケース・小
一般的に機内持ち込みできるサイズです(3辺の合計が115cm以内 – キャスター込み)。 私が使用したものはメジャーで測ったところ「57cm x 30cm x 23cm」でした。
スーツケース・中
3~7泊用の中型の物です(3辺の合計が138cm以内 – キャスター込み)。 私が使用したものはメジャーで測ったところ「65cm x 44cm x 26cm」でした。
スーツケース・大
一般的に預け入れできる最大の物です(3辺の合計が158cm以内 – キャスター込み)。 私が使用したものはメジャーで測ったところ「赤 – 77cm x 48cm x 30cm」、「黒 – 79cm x 49cm x 29cm」、 「紫 – 77cm x 44cm x 33cm」でした。
スーツケースを積む
セントラってトランクが大きく、インターミディエイトクラスで「まさかこんなに!」というくらい荷物が積めました。
どれくらいかというと、下記の写真の通り大きいスーツケース2つと小さいスーツケース2つです!さらにはバックパックが入る余裕もありました。
ただ、これはうまく入っただけで、 スーツケースの厚みや幅の若干の違いで積める量は変わってきます。
奥の赤い小さいスーツケースの下には黒い大きなスーツケースが入っているのですが、厚みがぎりぎりで、小さいスーツケースの代わりに中くらいのスーツケースを入れることはできませんでした。また、少し厚みがある紫色のスーツケースを黒いスーツケースの代わりに入れることもできませんでした。
以前、同じインターミディエイトクラスのシボレーのクルーズをレビューした時には大きいスーツケース2つでトランクがいっぱいだったのですが、セントラは比較的トランクが大きいようです。
メリット・デメリット
メリット
インターミディエイトクラスのメリットは、セダンタイプがほぼ確約してもらえるところです(確約ではないかもですが、ハッチバックタイプは見たことがありません)。
セダンタイプの何が良いかというと、空港に到着後にホテルのチェックインまでに時間がある場合、スーツケースをトランクに隠せるので車上荒らしに合うリスクも減り、買い物などをして時間をつぶすことができます。
デメリット
私が個人的に好きなクラスでもあるので特にデメリットは感じません。しいて言えば、あと少しだけ料金を出すことでフルサイズに乗れ、内装や走り心地がぐっと上がるというくらいだと思います。
後は、アメリカ本土で国立公園巡りをする場合は、このクラスだと2人での旅行でもまだパワー不足を感じる可能性はあります(行く場所によっては長い上り坂とかもあり、夏場はエアコンをつけたりするとなかなか前に進んでくれないんです)。
車が選べるレンタカー
前回レビューしたクルーズや今回荷物を積んだセントラなど、同じクラスでも車のトランクの形や装備が変わってきます。そういった時に便利なのが自分で借りる車を選べるハーツのアルティメイトチョイスです。
詳しくは「選べる!早い!ハーツUTLIMATE CHOICEがすごい!」をご覧ください。
私がロサンゼルス空港店を利用した時の体験談は「初めてでも簡単!ハーツ・ロサンゼルス空港でレンタカー」からどうぞ!
その他の車種クラス
インターミディエイトクラスに限らず用途に合わせて他の車種クラスも見てから予約するのが良いと思います。
- 車種クラス
- エコノミークラス
- コンパクトクラス
- インターミディエイトクラス(本記事)
- スタンダードクラス
- フルサイズクラス
- インターミディエイトSUVクラス
- スタンダードSUVクラス
- ミニバンクラス
最後に
特に車種へのこだわりもなく、1ドルでも安いレンタカーを探しているというのでなければ、とりあえずこのインターミディエイトクラスをおすすめします。
私もいつもそんな感じでこのクラスを利用しています。
また、運転もしやすくて初めての方にもおすすめです!