ハーツレンタカーにご協力いただき、フルサイズクラスのサイズや装備、スーツケースがどれだけ積めるか等、実際の車で試してきたので紹介します!
基本情報
フルサイズはだいたい2000~2500ccくらいの4ドアセダンです(それより小さい場合もあります)。
1つ下のインターミディエイトクラスと比べると、サイズだけではなく内装等の車の作りもぐっとランクアップされ、後部座席も足元に余裕ができて快適です。
アメリカで国立公園巡りを考えている方は、このフルサイズクラス以上の車がおすすめです。
実車
フルサイズクラスはアメリカのレンタカーではポピュラーなクラスです。ロードノイズだったり振動も少なく乗り心地が格段に変わってきます。
車種
営業所で良く目にするフルサイズクラスは日産のアルティマやシボレーのマリブーが多いです。最近では特にマリブーが増えてきている印象です。
主な車種
- 日産・アルティマ
- シボレー・マリブー
- フォード・フュージョン
- KIA Optima
- Hyundai Sonata
- マツダ・マツダ6
- トヨタ・カムリ(最近ではフルサイズクラスであまり見ません)
装備
フルサイズになるとクルーズコントロールがついてきたり、もちろん携帯音楽プレーヤーとの接続もUSB、AUX、ブルートゥースで簡単に接続ができるようになっています。また、このクラスになるとキーレスのプッシュスタートの車が増えます。
一つ下のインターミディエイトクラスと比較したい方は「ミッドサイズとフルサイズクラスはだいぶ差がある? 」をご覧ください。
後は、フルサイズクラスはオートマでもマニュアルモードがついている車が多く、国立公園等の長い下り坂があるようなドライブではすごく重宝します。
私からのアドバイスとして、もし車を選べるようなら日本車を選んだ方が良いです。私は前途のフルサイズにラインナップされている車は全部運転したことがありますが、個人的な体感では装備、走り心地、内装を総評すると日本車>韓国車>マリブーという感じです。
シボレーのマリブーが悪いわけではなく、日本車のクオリティーがレンタカーでいう一つ上のプレミアムクラスと大差がないくらい整っていることが多いです。
荷物の量
今回はフルサイズクラスで目にする機会が多くなってきたシボレーのマリブーにスーツケースを入れてみました。
トランクが比較的小さめな車ですが、さすがフルサイズクラスです。
使用したスーツケース
今回使用したスーツケースのサイズは下記のとおりです。
スーツケース・小
一般的に機内持ち込みできるサイズです(3辺の合計が115cm以内 – キャスター込み)。 私が使用したものはメジャーで測ったところ「57cm x 30cm x 23cm」でした。
スーツケース・中
3~7泊用の中型の物です(3辺の合計が138cm以内 – キャスター込み)。 私が使用したものはメジャーで測ったところ「65cm x 44cm x 26cm」でした。
スーツケース・大
一般的に預け入れできる最大の物です(3辺の合計が158cm以内 – キャスター込み)。 私が使用したものはメジャーで測ったところ「赤 – 77cm x 48cm x 30cm」、「黒 – 79cm x 49cm x 29cm」、 「紫 – 77cm x 44cm x 33cm」でした。
スーツケースを積む
まず、フルサイズクラスになると大きなスーツケースが写真のようにドーンと入ります。
私は2人~4人で家族旅行する機会が多く、大きなスーツケースを2つ持って行くことが多いのですが、とりあえずフルサイズを予約しておけば問題ないという認識でレンタカーをしています。
そして、今までスーツケースが入らなくて困ったということはありません。
さて、最終的に色々スーツケースの大きさや配置を組み替えてどれだけ入るか試しましたが、大きなスーツケース2つ、中くらいのスーツケースが1つ、小さなスーツケースが1つ入りました。
ただ、下の写真を見てわかるようにまだまだ荷物は積めるスペースはありました。
スーツケースのサイズ(形)が少し違えば小さいスーツケースをもう一つ積めたり、バックパックやダッフルバッグのような形がフレキシブルな物なら大きな隙間にもっと入ると思います。この辺はスーツケースの微妙なサイズの違いが大きく影響してきます。
メリット・デメリット
メリット
スーツケースを持って行動する場合にはトランクにスーツケースを隠せるセダンタイプが人気ですが、 フルサイズクラスは一般的にはセダンタイプでは一番大きな車になります(ラグジュアリークラスで大きいセダンもありますが、フルサイズの大きさの場合もあるので)。
そして、私がフルサイズクラスを好きなポイントは、プッシュスタートやバックビューモニター、セミオートのギア等の装備も充実して( 確約ではないがついていることが多い)、後部座席のレッグルームもゆとりがある事です。
また、アメリカの郊外の高速道路は道にひび割れがあったり凸凹している場所も多いので、このフルサイズクラスが安定です。
デメリット
走行性や装備に関してではなく、燃費についてです。まず、インターミディエイトクラスと比べて極端に燃費が悪いという事はありません。また、街乗りなら全く問題ないと思います。
ただ、アメリカ本土で1日陸路で移動をする場合、 だいたい移動距離が400-500マイルくらいになることが多いのですが(休憩しながら計8時間くらいの運転)、フルサイズクラスのガソリン1タンク分で走れる距離が良くて400-450マイルになります。
その為、ガソリン1タンク分のオプションがついているレンタルで 移動すると、後ちょっとで到着というところでガソリンを追加で入れる必要が出てきます。
金額的には数ドルでも、ガソリンを入れに行く手間が増えてしまいます。これが私が感じる1番のデメリットです。
車が選べるレンタカー
先ほど、フルサイズであれば日本車がおすすめ!と書きましたが、ハーツのアルティメイトチョイスなら自分で乗りたい車が選べます。
詳しくは「選べる!早い!ハーツUTLIMATE CHOICEがすごい!」をご覧ください。
今回協力いただいているハーツロサンゼルス空港店での利用をお考えの方は、私の利用体験談「初めてでも簡単!ハーツ・ロサンゼルス空港でレンタカー」をご覧ください!
その他の車種クラス
フルサイズクラス以外も紹介しているので、車種クラス選びの参考にしてみてください!
- 車種クラス
- エコノミークラス
- コンパクトクラス
- インターミディエイトクラス
- スタンダードクラス
- フルサイズクラス (本記事)
- インターミディエイトSUVクラス
- スタンダードSUVクラス
- ミニバンクラス
最後に
フルサイズクラスのような大きい車は運転したことないからな。。。という方も、アメリカなら特に大きさを意識することなく運転できますよ!
私のマイカーはフルサイズクラスの大きさのものですが、 日本でコンパクト~インターミディエイトくらいの大きさの車を乗るより幅を気にせず乗れています!