世界遺産!メサ・ヴェルデ国立公園をレンタカーでドライブ!- 5日目

エイビス・レンタカーで周るアメリカ・グランドサークルの旅!5日目

エイビスレンタカーを使ったグランドサークルの旅もようやく折り返し地点の5日目です。この日はコロラド州にある世界遺産、メサ・ヴェルデ国立公園を訪れます。

メサ・ヴェルデ国立公園は、アクセスの問題から、グランドサークルの国立公園を周る方でも訪れる人は少ない場所ですが、今回私が周った国立公園の中では良い意味で一番期待を裏切られた場所でもあります。

自然ももちろん楽しめますが、世界遺産の古墳や遺跡を見に来る感覚で、グランドサークルの旅の中では一味違った国立公園になります。

4日目の体験記については「4日目 | キャニオンランズとアーチーズ国立公園をレンタカーでドライブ!」をご覧ください。

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5日目の概要

目的

メサ・ヴェルデを楽しむ。

この日はこれだけです!他の日と違って移動はしません。世界遺産にも登録されているこの公園をゆっくりと楽しみます。前日までハイペースで周り続けていた疲れもここで完全に癒されると思います。

  • 出発地点:コロラド州コーテズ
  • 到着地点:コロラド州コーテズ
  • 走行距離:70マイル(実質80マイル程)
  • 日程:2018/8/12(私が周った日)

概要

  • 日程
  • 8:45 出発
  • 9:00 メサ・ヴェルデ・ビジターセンター到着
  • 10:30 Balcony House
  • 12:30 Cliff Palace
  • 14:00 園内を観光
  • 16:00 メサ・ヴェルデ出発

ロードトリップ開始

ホテル出発

この日は朝日を見に行く予定はないので、朝は少しゆっくりしようと思ったのですが、午前中の涼しくて人の少ないうちに園内を周りたくて8時45分に出発しました。

それでも前日までの5~6時台の起床と比べてぐっすり眠れました。

メサ・ヴェルデのビジターセンターまではコーテズから15分程度の短いドライブです。

道路サイン
高速道路を降りるとビジターセンターまでの標識が出ていてわかりやすかったです。

ビジターセンターでツアーチケット購入

高速道路を降りてすぐのところにビジターセンターがあります。私は朝9時ごろに到着しました。

メサ・ヴェルデのビジターセンターは過去に周った国立公園や国定公園の中で一番きれいでしっかりとした建物でした。

さて、メサ・ヴェルデは世界遺産にも登録されているアナサジ族の残した断崖をくりぬいた集落遺跡群で、西暦1150~1300年ごろのものです(日本の鎌倉時代のころ)。この遺跡を間近で見るにはレンジャーがガイドするツアーに参加する必要があります。

ツアーは1つ当たり1人5ドルと安いです。

ただ、ガイドツアーといってもバスで周るわけではなく、その遺跡のあるポイントまで車で行き、そこからガイドと一緒に周るスタイルです。

ビジターセンター内のツアー購入デスクにて、「1日しか滞在しない」、「メジャーなものは全部見たい」と説明し、カウンターの方にどのツアーに参加すべきか聞いたところ、Balcony House(バルコニー・ハウス)とCliff Palace(クリフ・パレス)のツアーを勧められ購入しました。

ちなみに、この時点で9時10分で、最初のツアーは10時半からのものでした。

チケット購入
言われるがままにチケットを購入しました。この2つのツアーは必見です!

ツアーポイントへ

ビジターセンターはメサ・ヴェルデの公園の手前にあり、これから園内に入園し、一番奥にあるツアーのポイントまで車で行かなければなりません。

入園ゲートではAmerica the Beautifulのパスを使えるので入園料は無料です。

America the Beautifulのパスについて、詳しくは、「国立公園を周るなら絶対買うべきAmerica The Beautifulのパスとは」の記事を参考にしてみてください。

ビジターセンターからツアーポイントまでは意外に距離がありますが、係りの方もそれを考慮して最初のツアーの時間を決めてくれたので、普通に運転していけばツアーには間に合います。ただ、ツアーに間に合わなくなるかもしれないので、「途中のビューポイントでは絶対に止まらないように」と念を押されました。

距離的には25マイル程度の移動でツアーまでは1時間以上ありましたが、園内は速度制限もあるので言われた通りにより道はせずに行きました。そして、丁度10時ごろにツアー名のBalcony House(バルコニー・ハウス)と書かれたポイントに到着し、トイレ休憩を済ませてしばしツアー開始の時間を待ちました。

午前中なのでまだ日差しは強くなかったものの、とりあえずこのタイミングで日焼け止めを塗ったりしながら時間をつぶしました。

ゲート
通常はここで入園料を支払いますが、America the Beautifulのパスを持っているのでここも無料です!
駐車場
ツアーのポイントには十分な駐車スペースがあるので焦らなくて大丈夫です。
ツアーポイント
ツアーの待ち合わせポイントには看板も出ています。大体15分前くらいから参加者がどんどん集まりだしてきます。

Balcony Houseツアーに参加

そして、10:30にツアー開始です。

先ず、レンジャーの方が色々とツアー前に説明してくれます(英語です)。説明内容は、このポイントが標高7000ft(2100メートル)以上であり、高山病になる恐れがあること、気持ち悪くなったら必ず座って休む事、そして、水分補給の水を持っていること等です。スポーツドリンク等の水ではない飲み物は持ち込み禁止です(遺跡の保存に影響を及ぼすため)。

そして、このツアーに参加する上で重要なポイントは、高所恐怖症の人は避けたほうが良いです。崖にかかった梯子を上ったりします。

私の感覚からして、メサ・ヴェルデは崖の上で怖いイメージはありましたが、他の国立公園のフェンスの無い絶景ポイントよりは安心感はあります。なので、高所恐怖症じゃない人であれば、「思ったより高くて足がすくんで歩けない」ということは無いと思います。

また、かなり狭いところを通りますが、ぽっちゃり目のレンジャーさんいわく、「心配しないで、体って結構ぎゅって小さくなるから」と言って、参加者の笑いを取っていました。

人里離れたこの場所で、ここまでの物を作り上げるというのは単純にすごいなと思いました(鎌倉時代の建造物と比べたら雲泥の差ですが、ここにあるものは他の世界の文化や建物を見たこともない、聞いたこともない、経験したこともない、まったく情報交換していない人達の手による建造物です)。

だいたい1時間ちょっとのツアーでしたが、これで$5は安いです。

続いて次のポイントのCliff palaceに向かいました。

バルコニーハウス
各所、見どころでガイドのレンジャーさんが色々説明してくれます。
バルコニーハウス
バルコニーハウスでは狭いところを通ります。意外に苦も無く皆さん通れてました。
狭いところ
一番狭いところはこんな感じでした。秘密基地で遊んでいる感覚です。
梯子
このツアーではこういった梯子を上る箇所が何箇所かあります。高所恐怖症の人にはつらいかもしれません。
梯子
私は高いところも平気なので、逆に楽しかったです!

Cliff Palaceのツアーに参加

続いて。12:30のCliff Palace(クリフ・パレス)のツアーです。

心のどこかで、場所が違うだけで見るものはほぼ同じであろうと思っていました。しかし、待ち合わせ場所についてびっくりです。クリフ・パレスは大きいです。

ツアーの待ち合わせ場所は、クリフ・パレスを見るにはベストポジションで、写真を撮ったりしていたらツアー開始までの待ち時間があっという間でした。

そして、このツアーも開始前にレンジャーの方から高度の説明や飲み物の説明を受け、一通り終わったらクリフ・パレスに歩いて向かいます。

向かう途中の道も崖を歩いて行くので景色が良いです。

クリフ・パレスに着いたら、担当してくれたレンジャーの方が色々当時の事をクイズ形式で解説してくれ、とても楽しかったです。

ちなみに、全体的に建物の作りが小さいなと感じましたが、この当時に集落に住んでいた人たちの平均身長は5’4″(162cm)程だったようです。

そして、こちらは、高所恐怖症の方でも、高さをあまり感じることなく周れるツアーだと思います。

クリフパレス
クリフパレスはかなりい大きい集落でした。ここにはなんと○○人も住んでいたそうです!って、レンジャーさんがクイズにしていたので、数字はツアーで確認してみてください。
クリフパレス
上から見るとこんな感じです。各部屋はそれほど大きくないものの、部屋数がとても多かったです。
リビング
こういう形状の場所はリビングスペースだったそうです。一応換気の事も考えられていたそうです。

知ってた?メサヴェルデの各観光ポイントは、大体80%ぐらいがオリジナルのままの状態だそうです(20%ぐらいが補修)。

お昼ごはん

メサ・ヴェルデにはちゃんとカフェがあり、私はミュージアム付近のカフェに行きました。2つ目のツアーが終わり、このカフェに着いた頃には既に2時ごろでした。

値段的に割高なんだろうなと思っていましたが、そんなことは無く、さらにここの税金は何と3%でした。何より、クーラーの効いた店内はまさに天国です。

さらに驚いたのは、このカフェに限ってはトイレが水洗で、とてもきれいです。

アメリカ中の国立公園がこんなだったらいいのになと思いました。

その後は歩いて行ける距離にあるミュージアムへ行き、さらにミュージアムの下から見れるスプルース・ツリー・ハウスを見ました(落石のため中に入るのはできませんでした)。

ランチ
ナバホ族の揚げた生地で食べるタコスです。この旅が始まってからタコスばかり食べてる気がします!ちょっと餅っとした揚げパンのような食感で美味しかったです。
ミュージアム
ミュージアムでは遺跡で見つかったものの展示だけではなく、ムービーも見れます。
スプルース・ツリー・ハウス
ミュージアムのすぐ下から見えるスプルース・ツリー・ハウスです。落石があったそうで中まで行くことはできませんでした。

園内観光

その後は、バルコニー・ハウスやクリフ・パレスのあるクリフ・パレス・ループの横にあるメサ・トップ・ループを周りました。このループにはスクエア・タワー・ハウス、オーク・ツリー・ハウス、崖に住む前の時代に使われていたピットハウスがあり自分で周ることができます。

一方通行の道で、見どころも多いので、少し車を走らせては止まっての繰り返しです。

全て見終わったころには既に4時ごろでした。

そして、帰ろうとしたその時、この写真の晴天から想像できないくらいの豪雨がありました。その為、園内の途中の景観の良いポイントはスキップすることにしました。

残念ですが、山の天気は変わりやすいので仕方ないです。

ビューポイント
ビューポイントには看板が出ていて、車を止めて歩いて行く形です。トレイルコースでない場合は、だいたいどのスポットも歩いて5分以内で見終わりました。
スクエアタワーハウス
スクエア・タワー・ハウスです。崖の上から見る形です。
ピットハウス
アナサジ族が崖の上に住み始める前に住んでいたとされる住居跡です。

コーテズに到着

メサ・ヴェルデのビューポイントからだいたい1時間ほどでまたコーテズに戻ってきました。とりあえず、早めの夜ご飯を食べて、この日も早めに就寝です。

時間があるので、こういうタイミングでランドリーに行くというのもアリだと思います(私は6日目にページでランドリーに行きました)。

ちなみに、私は夜ご飯をバーガーキングで済ませてしまいましたが、アメリカならではのファストフードを楽しみたい方はコーテズにあるソニックに行くと良いと思います。

ソニックは駐車場1つずつにドライブスルーのような注文用の通話機(無線?)があります。そこからメニューをオーダーをし、車の中でそのまま食べます(外に席もあるので、レンタカーの場合は匂いとか汚れる可能性を考えると、車の中で食べないほうが良いです)。

アメリカならではのスタイルで、ロードトリップ向けです。

旅のポイント

メサ・ヴェルデ国立公園

メサ・ヴェルデのベストシーズンは6月上旬か9月中旬だと思います。6月は雨も少なく、上旬は極端に暑いという事もありません。5月まではスノーストームもあるようです。また、9月は下旬はツアーも終わってしまいますが、中旬であれば訪問者数も落ち着いてくるようです。

  • 入場料:車1台20ドル – America the Beautifulのパスが使えます。

本文でも紹介しましたが、水を持っていくようにしましょう!

ツアーの詳細

チケットが必要な主なツアー&スケジュールについてです。詳しくはメサ・ヴェルデのホームページをご覧ください。

Balcony House(バルコニー・ハウス)ツアー

だいたい4月中旬から10月下旬まで運航しているツアーで2018年は4月15日~10月20日までです。時間帯も、朝10時から夕方5時までの間(時期によっては朝9時からであったり夕方4時までで終わってしまったりします)でピークシーズンの5月半ばから8月中旬までは30分おきにツアーを行っています(それ以外は1時間おきです)。

Cliff Palace(クリフ・パレス)

5月下旬から9月下旬まで運航しているツアーで、2018年は5月25日から9月23日までです。時間は9時から6時(時期によっては5時まで)までの間に30分おきにツアーを行っています。夜に周るトワイライトツアーというものも行っていますが、トワイライトツアーはビジターセンターではチケットは買えません。

Long House(ロング・ハウス)

5月下旬から10月下旬まで運行しているツアーで、ピークシーズンは9時、10時、11時、2時、3時、4時の計6回のツアーが1日に行われており、それ以外は1日3回のみです。2018年は5月20日から10月20日までツアーに参加することができます。

ツアーのチケットを買う

ツアーのチケットは午前中で売り切れてしまう場合があります。チケットを買うにはビジターセンターを含めた下記の場所でも購入が可能で、ビジターセンターで買うなら朝8時台には購入することをおすすめします。心配であれば2日前から買うことができます(オンラインでの販売はしていません)。私はそんな情報もなく9時ごろビジターセンターでチケットを買いましたがラッキーだったようです。

各ポイントの営業時間・スケジュールはメサ・ヴェルデのホームページでご確認ください。

毎年だいたい4月の半ばから10月半ばまでがツアーの運行時期なので、それ以外の期間はチケットの販売はしていません。

Mesa Verde Visitor and Research Center

メサ・ヴェルデ内のビジターセンターです。最もチケットが買いやすい場所です。

Chapin Mesa Archeological Museum

メサ・ヴェルデ内のミュージアムです。ただ、ここで買うよりビジターセンターで買った方がチケットのセレクションが多いそうです。

Durango Welcome Center

デュランゴにあるウェルカムセンターで、唯一公園の外でチケットを販売しているところです。

高温注意!

メサ・ヴェルデのツアー参加中は、駐車場に車を止めたまま1時間以上も動かさないので、夏場は車の中がありえないくらい高温になります。

私が12:30からのツアーに参加して1時間後に戻ってきた時は、車の中にディスプレイしていたAmerica the Beautifulのパス(窓の外から見えるようにしておかなければならないため)がフニャフニャになってしまい、なるべく変形させないように保冷剤で冷やしました。

準備編でも車の中のプラスチック製の物が高温で溶けると紹介しましたが、ここが一番危険ポイントでした。

ホテル選び

今回の旅で唯一の連泊です。

私が宿泊したのはTravelodge by Wyndhamという所です。時期によっては1泊50ドル以下で泊まれます(私が滞在した時は70ドルくらいしました)。そして、コーテズにはスーパーやレストラン、量販店と色々なお店があるので、メサヴェルデに行く人の滞在先きとしては便利な街です。

毎回の事ですが、ロードトリップには嬉しい冷蔵庫も付いています。ただ、ここも例外ではなく、写真でわかる通りちょっと古い感じがしました。

滞在先
  • Travelodge by Wyndham
  • 所在地: 1120 E Main St, Cortez, CO 81321
コルテスのホテル
カーテンのずれが風情を感じます。さすが、モーテルです。

レンタカー選び

レンタカーはアナハイムのエイビスで借りた車を使っています。詳細については「準備編 | レンタカーで国立公園巡り – アメリカ・グランドサークルの旅!」をご覧ください。

グランドサークルの旅・全日程

ロサンゼルスから出発し、レンタカーで8日間かけて周ったグランドサークルの旅(全日程)の体験記です。

他の日の日程も見る

最後に

今までの4日間に比べたら、国立公園に行っただけなのでなんか物足りない感じもしますが、実際にロードトリップを周っているとわかると思いますが、旅に予定を詰め込み過ぎると精神的に結構疲れます。

たまにはこういうゆっくり回れる日を作ることも必要だと思います。

皆さんもほどほどに休みながら無理のないロードトリップをお楽しみください。

6日目の体験記は「6日目 | モニュメントバレーとホースシューベンドをレンタカーでドライブ!」をご覧ください。

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