各レンタカー会社が用意している最低限の補償が含まれたベーシックなプランを紹介します。
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主要な保険のみのシンプルなプラン
このプランはよく上級者向けなど言われていますが、実際にはかなりの条件が満たされないと、最終的にはフルカバーのパッケージプランより値段が高くつくことがあります。
各社のプラン名紹介
現地で利用後に支払うタイプ
- ハーツ: ベストレート
- エイビス: スーパーバリュー(現地払い)
- バジェット: ディスカバー
- アラモ: スタンダード(現地払い)
- ダラー: リテールレート (現地払い)
日本円で事前に払うタイプ
- エイビス: スーパーバリュー(日本払い)
- バジェット: ベーシックプラン
- アラモ: スタンダード(日本払い)
- ダラー: パラダイスプラン (日本払い)
※ ハーツにも日本円で事前に支払う「ドライビングクーポン」というものがありますが、公式ウェブでは予約ができません。
各社に共通して含まれるプラン内容
プラン内容
- 車体料金
- 走行距離無制限
- 自動車損害補償保険(LP/PP) *
- 自車両損害補償制度(LDW/CDW)
上記を見て頂くと、本当に最低限の補償となっており、また税金・サーチャージ関係の料金が一切含まれておりません。
ここで保険内容のおさらいですが、「自動車損害補償保険(LP/PP)」というのは、対人・対物の最低限度の補償で、ハワイでは自動車損害補償保険(LP/PP)が含まれている場合の補償額は「対人補償:US$20,000/対物補償:US$40,000」です。アメリカ本土では州により補償限度額が異なります。
利用する会社や地域によってはこの自動車損害補償保険(LP/PP)がプランに含まれない場合があります。この保険は契約書に加入の明記はないので、予約時に含まれるか否か、そして、補償金額の確認をする必要があります。
このプランに必ずかかる費用
ハワイの場合:
- 州税 (オアフ島4.712%/その他4.166%)
- ステイトハイウェイサーチャージ ($3/日)
- 車両ライセンスフィー(VLF) ($0.50-$2/日)
- 空港施設利用料 (11.11%) – 空港利用の場合
- カスタマーファシリティーチャージ(CFC)($4.5/日) – 空港利用の場合
アメリカ本土の場合:
- 州税
- 車両ライセンスフィー(VLF) ($1~2/日)
- 空港施設利用料(だいたい11%) – 空港利用の場合
- カスタマーファシリティーチャージ(CFC) – 空港利用の場合
- その他サーチャージ
※アラモのスタンダード(現地払い)のプランには上記の税金も含まれています。
※その他サーチャージとは、ツーリズムフィーや、ウインターシーズン用のタイヤメインテナンスフィーがあったりと州やロケーションによって異なります。
各社の追加特典
エイビス
スーパーバリュー(現地払い・日本払い)の場合
- 追加運転者1名無料
バジェット
ディスカバー・ベーシックの場合
- 追加運転者1名無料
アラモ
スタンダード(現地払い)の場合
- 州税
- 車両ライセンスフィー(VLF)
- 空港施設利用料(だいたい11%)
- カスタマーファシリティーチャージ(CFC)
- その他サーチャージ
ダラー
リテールレート・パラダイスプランの場合
- 追加運転者4名(パラダイスプランのみ)
フルカバーのプランとどちらを選ぶ方が得?
結論から言うと、価格的に見て、私は「追加自動車損害賠償保険(LIS/ALI/SLI/EP)」を申し込む予定があるなら事前にフルカバープランを申し込んだ方が金額的にも良いと思います。
この保険は、元々ついている「自動車損害補償保険(LP/PP)」の補償上限を上げる保険です。
最近では「自動車損害補償保険(LP/PP)」がついていないプランもありますし、またついてきたとしても上限が低いので、ガソリン代も考慮に入れたら「追加自動車損害賠償保険(LIS/ALI/SLI/EP)」がついてくるフルカバープランを選ぶ方が断然お得だと思います。