アメリカのガソリンの単位はリットルではなくGALLON(ガロン)です。1ガロンは約3.8リットルです。そして、アメリカのガソリンスタンドはセルフ式です。
ここではアメリカでガソリンの入れ方について説明します。
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給油方法
ガソリンスタンドの表示について

ガソリンスタンドではガソリンの価格が遠くからもわかるように表示されています。写真のように385 9/10と数字がつながっていますが、これは1ガロン当たり$3.859(実質$3.86)という意味です。
支払い方法
クレジットカードとキャッシュカードの2通りがあります。クレジットカードは通常給油マシンに差し込んでから給油という流れなのですが、「ZIPコード」の入力を求められます。これはあなたの住んでいる町のZIPコード(アメリカに住んでいなければ入力できない)なので、基本的にはこのやり方では給油することができません。そこで、クレジットカードの場合も、キャッシュの場合もガソリンスタンドのカウンターに行く必要があります。

カウンターではまず何番の給油マシンを使うかを伝えましょう。写真のように給油マシンの上に番号が振ってあります。この場合は5番です。
クレジットカードの場合
クレジットをキャッシャーに預け給油開始です。給油後にキャッシャーに戻り、レシートとクレジットカードをもらいます。
キャッシュの場合
デポジットを渡します。例えば40ドル分の給油であれば先に40ドルを渡します。給油後、満タンで30ドルしかかからなかった場合は当然のことながらお釣りをもらえます。40ドル分入れ切ったとしても、レシートは忘れずにもらいに行きましょう。
ガソリンの選択

通常は87 REGULAR(レギュラー)を選びます(写真では右の黄色いボタンが3つ並んでいる一番左)。それ以外はレンタカー会社よりハイオクを入れる等の指定がない限りは使用しない方がよいです。
ガソリンを入れる前に!
ガソリンの値段は都市によって大きく異なります。基本的には田舎に行けば行くほど安いです。
都会(大きな街)であれば同じ市内の各ガソリンスタンドによっての料金の差は少ないですが、アメリカ本土でロードトリップを行う際 は注意が必要です。
まず、国立公園手前でガソリンスタンドが1つしかないような場合はかなり値段も高めに設定してあることが多いです。もちろん、そうでない場合もありますが、基本的には高いと考えていた方が良いです。
また、周りに何も無いような高速道路を走っていて、ようやくたどり着いた街でガソリンを入れる場合も、高速を降りてすぐ給油するのではなく、いったん街の中を少し走ってみてください。そのガソリンスタンドだけ極端に値段が高い場合があります。数セント程度なら特に気にしないですが、1割以上も値段が変わってくる場所もあります。
私はレンタカーを使って知らない街を走る場合は、その街のガソリンの値段の相場を把握していないので、ガソリンがカラカラになる前に「このガソリンスタンドは安いな」と思ったらこまめに入れる用にしています。
ガソリンスタンドで使える英会話
給油番号を伝える
- ガソリンをX番で給油したいです。
- I want to put gas in number X.
実際にローカルの人は 「Number X, please」と伝えます。
給油したい金額を伝える(現金の場合)
- 40ドル分現金で給油したいです
- I want to fill up the gas for $40 in cash.
クレジットカードで給油する
- このクレジットカードで給油したいです
- I want to fill up the gas with this credit card.
最後に
最初はどうやっていいか迷うと思いますが、一度体験すれば特に難しいことはないのです。
返却前の給油はお忘れなく!