私はなぜアメリカのレンタカーは公式サイトで予約することをお勧めしているかをまとめてみました。ご予約前にぜひご覧ください。
予約の方法
日本からアメリカのレンタカーを予約する際は大きく分けて下記の3つの方法があります。
- 日本語の公式サイトで予約
- アメリカの公式サイト(英語)で予約
- 格安比較サイトで予約
上記のどの方法で予約をしても、借りるレンタカー会社や営業所が同じであれば利用の流れは同じです。それでは、どんな点で違いが出てくるかを紹介します。
公式サイトで予約するべき理由
料金体系と保険
まず、日本語の公式サイトでは保険やガソリン代込みといった旅行者にうれしいお得なパッケージ価格のレンタカーが予約できます。
これは、日本からの旅行者専用のもので、アメリカの公式サイトでは取り扱いがありません。日本の免許証を持っていない方や保険に入る予定がない方を除いては、基本的にアメリカの公式サイトで予約をるメリットはありません。
格安比較サイトでも同様に保険込みのお得なパッケージプランが用意されている場合もありますが、付いてくる保険がレンタカー会社のものではなく格安比較サイトが提供する保険の場合があります。その場合、万が一事故があった際はご自身で保険会社とレンタカー会社(現地窓口)と別々のやり取りをする必要が出てきます。話がまとまりだしたらあとは保険会社に任せるだけですが、これが意外と手間です。それに比べて、レンタカー会社が提供する保険であれば事故後に事故調書を提出すれば後の煩わしいやり取りはありません。
免許翻訳
アメリカで運転するには日本の免許証と国外運転免許証、もしくはレンタカー会社が発行する免許翻訳が必要になります。
現在、ハーツ、ダラー、エイビス、バジェットではオンラインからこの免許翻訳が無料で取得することができます。
こういった点も公式サイトから予約するメリットになります。
- 関連記事
- 国際免許不要!ハーツの免許翻訳が無料で即日発行に!
- ダラーレンタカーの免許翻訳サービスが無料に!?
- 無料・エイビスの免許証英文フォームがオンラインで即日発行に!
- バジェットの免許翻訳サービスが無料で即日発効に!
優先順位
予約には優先順位があります。貸出時に営業所が込み合っている場合や予定の車が返って来ないなどで、現地で「車が無いよ」と言われることもあります(日本では考えられないことですが)。そんな時、現地では公式サイトから予約を取ったお客から優先的に車を出していきます。
実際に私もサンタアナの空港で一度経験しており、ホリデー明けで予定の車が戻ってこなかった模様で駐車場に車が一台もありませんでした。そんな中、戻ってきた車を準備して公式サイトから予約をとった会員から優先的に車を出し、私も予約より全然上のグレードの車をそのままの料金で良いからと案内されました。
ただ、比較サイトからのお客には予約より低いクラスの車でも「これしかないから」「料金は予約を取った窓口と話して」というような案内で対応していました。
一般的には優先順位は公式サイトの予約(支払い済み)→公式サイトの予約(後払い)→ 格安レンタカーサイト経由と言われています。
あくまでも私が経験した一例に過ぎませんが、貴重な海外旅行で余計なトラブルに巻き込まれるリスクを減らせます。
会員サービス
日本からも利用できるハーツのゴールド会員やエイビスのプリファードのサービスは予約するサイトによって利用できない場合があります。
特にハーツの場合は会員サービスを受けるためには公式サイトからしか予約ができず、現地でゴールド会員である旨主張しても、公式サイト以外からの予約は一般利用とみなされます。
万が一の窓口
利用後のトラブルは基本的には予約を取った窓口に問い合わせをします。特に格安サイトで事前払いをしている予約の場合、後からの対応は非常に手間がかかります。
また、レンタカー会社によっては日本語の公式サイトからとった予約以外は対応してもらえない場合があります。
特に初めてのレンタカー利用で現地の勝手が十分に把握できていない場合は日本の公式サイトから予約をするのが無難です。
最後に
上記が私の今までの経験や知識をもとにした見解、そして、予約は日本語の公式サイトから予約をした方が良いと思う理由です。
もちろん格安比較サイトは最安値を一発で検索出来てとにかく安くレンタカーを利用したいという方には価格という最大のメリットもあると思います。
しかし、価格が同じような場合や初めてアメリカでレンタカーを利用するという方は、私は日本語の公式サイトから予約をする方が安心でおすすです。