アメリカでは比較的治安が良い場所でもまったく車上荒らしがないわけではありません。
ここではもしアメリカで車上荒らしにあってしまった時の対応手順を紹介します。
車上荒らしにあった時の3つのステップ
1. 警察を呼ぶ
警察に連絡をします。
万が一、車上を荒らされている現場に遭遇しても近づかないようにしその場を立ち去ったのを確認してから警察に連絡しましょう。
また、このタイミングでレンタカー会社にも連絡しましょう。
2. ポリスレポートをもらう
駆けつけた警察に状況を説明し、目撃者がいればその方の証言をもとにポリスレポートを作成してもらいます。
3. レンタカー営業所での手続き
レンタカー会社の携行品保険に加入している場合は保険の申請書に記入し、ポリスレポートとあわせてレンタカー会社に提出します。窓ガラスを割られて盗難にあった場合は窓ガラスが車両保険でカバーできるかも必ず確認してください。
旅行保険や、クレジットカード会社の保険の場合も同様に、各社の申請書と現地のポリスレポートが必要になります。
※ ポリスレポートと保険の申請書は必ず控えをとり、数ヶ月保管しておいてください。
携行品保険でカバーされない物もある
携行品保険では生ものや、現金、金券の類など、カバーされないものもあります。例えばアラモレンタカーの場合は下記には適用できません。
自動車、自動車機器、オートバイ、ウォータークラフト、モーターまたはその他の乗り物またその装備、家具、通貨、硬貨、譲渡証書、金塊、切手、チケット、証券、文書、コンタクトレンズ、義歯、生鮮品、動物
車上荒らしに合わないためにも
なにより、盗難にあわないことが一番です。一見安全そうに見える街でも日本とは勝手が違うのでしっかりと対策が必要です。
外から見えるところに荷物を置かない
車を離れる際は車外から見えるところに荷物を置かないようにしましょう。
大したものが入っていないからと言ってバッグを車に入れっぱなしにするのは厳禁です。とる側の人間にはバッグの中身が何かは車を開けてみないとわからないことなので、狙われる危険性があります。
人気のないところに駐車しない
人気の少ないところに車を止めないようにしてください。基本的に車上荒らしは窓を割って侵入します。人通りの多いところでは目立つので、荒らされる危険性はぐっと減ります。
とくに夜間の駐車は少し高くてもホテルの駐車場を使うなどして路上駐車を避けるようにしましょう。
カギを隠さない
良く、ビーチに行く際に車のタイヤハウスの中に鍵を隠して海で遊ぶ方もいますが、過去にあったケースでは車ごと持っていかれてしまったそうです。
その際、車両の盗難保険も入っていたにもかかわらず、利用者の過失が大きく保険がおりなかったケースがあったそうです。
最後に
車上荒らしに合うと、自分の所持品を持っていかれるだけではなく、借りている車の責任も自分に降りかかってくるので、駐車場所など気を付けるようにしてください。