アメリカの広大な大地で国立公園巡りなど、レンタカーでロードトリップはアメリカ旅行の魅力です。
しかし、冬のこの時期には雪の降る国立公園もあり、レンタカーで周るにはとてもハードルが高いです。今日は国立公園の制限とレンタカー会社のオプションについて紹介したいと思います。
国立公園の規制
冬の期間は雪などで入園を規制される国立公園も多くあります。
例えば、「冬の期間はグランドキャニオンではノース・リムが立ち入り禁止」や「ヨセミテのTioga Roadが閉鎖」等の規制や、「入園にはタイヤチェーンが必須」などです。
これらの情報は国立公園ごとよって異なります。また、天候によっても日々変化します。
国立公園の規制情報はどこで入手できる?
英語のページになりますが、下記のホームページから 冬の期間の入園規制等の全ての国立公園の状況が確認できます。
レンタカーのタイヤチェーン
冬のレンタカーとなると良く問い合わせをいただくのがタイヤチェーンについてです。
まず、アメリカのレンタカーはオールシーズンタイヤを履いています。
このタイヤチェーンさえあれば冬の国立公園も走ることはできるのかもしれませんが、私の知る限りはほぼ全ての大手のレンタカー会社はチェーンの貸し出しをしていません。リクエストで受け付けてくれる場合もありますが、現地についたらほぼないと考えたほうが良いと思います。
この時点で、残念ながらタイヤチェーンを装備していないと入園できない国立公園にはレンタカーでは行くことができないという事になります。
タイヤチェーンは自分で購入して装着可能?
レンタカーへ自分で購入したタイヤチェーンは装着不可です。もし装着した場合は、契約違反となり、何があっても保険は全く適用されなくなってしまいます。
冬でも楽しめる国立公園もある!?
雪が降っていてもチェーン無しで入ることができる国立公園があったりします。その場合、その国立公園に行って運転する事は可能ですが安全が保障されているわけではありません。
たとえ自分が雪道の運転に慣れていても、周りの車に巻き込まれてしまう可能性もあります。そのため、そういう国立公園はおすすめしません。
逆に冬におすすめしたい国立公園はデスバレーとジョシュア・ツリーです。実際に私も冬の時期に行きました。夏は溶けてしまいそうになるほど暑いですが、冬は快適です(それでも暑いです)。
最後に
雪景色が見れる国立公園はとても魅力的です。しかし、レンタカーで行くにはリスクが高く、私からはおすすめできません。それでも入園可能な雪の降る国立公園へ行かれる場合は気を付けて運転してください。
本来であればレンタカーで国立公園を!とおすすめしたいところですが、国立公園巡りをするベストシーズンは初夏です。
この時期は無理せずテーマパークやショッピング、観光地巡り等、他の楽しみをレンタカーで満喫することをおすすめします。