サンフランシスコダウンタウンは渋滞もすごく、レンタカー向きではないというような意見もありますが、皆さんの参考になればとダウンタウン内を運転してきたので注意点などを紹介します。
滞在先によっての活用法
市内のレンタカーの細かい注意点の前に、サンフランシスコと言ってもダウンタウン内に滞在するか、それ以外で滞在するかでもレンタカーの活用法が変わってきます。
ダウンタウン内は公共の交通機関も便利に利用できるので、その辺も踏まえて私のおすすめの滞在先別のレンタカー活用法を紹介します。
ダウンタウンに滞在の方
ダウンタウンに滞在する方は、市内の移動は公共の交通機関でも十分に観光できます。
また、ダウンタウンのホテルは駐車代金(セルフパーキングも)が高く、1泊するだけで駐車料金に50ドル以上するようなホテルもあるので、オーバーナイトで車を借りるのは少しもったいない気もします。
ただ、空港からダウンタウンまでの移動手段としては便利に活用できるので、その日の内に市内の営業所に返却するのが良いと思います。
サンフランシスコ空港とダウンタウンの営業所のレンタカーではワンウェイチャージはかからないことがほとんどです。
ダウンタウン以外に滞在の方
ロードトリップ中にサンフランシスコに寄る方や、他の場所も周る予定で車を返却するのが手間に感じる方は、駐車場料金を考えるとダウンタウン以外に泊まるのも良いと思います。
私もそうしました。
ダウンタウン以外のホテルでは駐車料金は無料のところが多く、経済的です(私が滞在した空港付近のヒルトンは駐車料金が1日14ドルでした。。。)。
そして、ダウンタウンへは車で向かい、ダウンタウンの駐車場に車を止め、市内をバスなどで周る形です。
車があっても、さすがに各観光スポットを車で周るのは駐車場を探すのが手間だったり、何度も違う駐車場に車を止めるとその分駐車料金もかさむので、おすすめではないです。
また、下記項目で紹介しますが、ダウンタウンを観光する曜日に融通が利く方は週末に行くのが良いです。
ダウンタウンを運転!
さて、ようやくですが、ダウンタウンを運転する時に私が感じた注意点を紹介します。
一方通行が多い!
もう皆さん知っていると思いますが、ダウンタウンはやっぱり一方通行が多いです。
目的地を通り過ぎてしまうと、同じ場所に戻ってくるにはぐるーっと遠回りをしなければいけなかったりと、注意して運転する必要があります。初めての運転の方や一人で運転する場合はカーナビは必須アイテムです。
使い慣れていないカーナビだと、 カーナビの指示のタイミングが良く分からず、本来曲がる一つ手前の道で曲がってしまう等の失敗もあるので、助手席にどなたかいる場合はサポートしてあげてください。
坂道が多い!
坂道は多いです。でも、路上駐車をする方以外は一方通行程は気にする必要はないと思います。
しいて言えば、急坂手前で「バスやバン(8人以上乗車の場合)は走行禁止」という標識があるくらいでした。
それも、くねくね道で有名なLombard St.(ロンバードストリート)付近の Hyde St.で見ただけです。
碁盤の目がずれてる!
アメリカの道は碁盤の目の様になっていることが多く、目的地の道の名前をなんとなく知っている程度で目的地までたどり着けてしまうぐらい簡単です。
そして、基本的にはダウンタウン内も碁盤の目状になっています。
しかし、ユニオンスクエア前を斜めに走るMarket Stではその碁盤の目がずれており、どちらの方角に走っているのか分からなくなってしまう場合があります。
カーナビ等を使わず、「東に向かって高速道路に乗ろう」と方角で進んでいくと、ちょっと混乱します。
駐車場
ダウンタウンの駐車場は狭いです。
日本から来る方は特に感じないかもしれませんが、サンフランシスコに来る前に他の州や街を運転してきた方は、かなりギチギチに感じると思います。
慣れていない大型車を運転する場合は注意が必要です。
レンタカーで走るなら週末がおすすめ
私は週末にサンフランシスコダウンタウンに車で向かいました。
高速道路もすいてる
週末は通勤のラッシュが無いので周辺地域からダウンタウンへの高速道路も空いています。空港からは40分くらいで行くことができました。
駐車場も安い?
週末は交通量が減ることもあって、市内にある駐車場も割安です。
私が駐車したところも、最大12時間で12ドル(30分2ドルで上限12ドル)と、サンフランシスコにしてはお得でした。
路上駐車は駐車禁止の赤い印が無くても、許可を持っている住民しか止められない場所もあるので、駐車場に止めるのが無難です。
サンフランシスコ市内の観光
サンフランシスコ市内はクラシックな観光スポットや新出のトレンドスポットなどがたくさんあります。
今回私が1日で回ったのは、下記のスポットです。
- フィッシャーマンズワーフ(ランチ)
- ギラデリスクエア(デザート)
- ロンバードストリート(くねくね道)
- ゴールデンゲートブリッジ
- ユニオンスクエア周辺
他にもアルカトラズなど見どころはたくさんあります。
そして、今回楽しみにしていたお店の一つにAllbirdsというサンフランシスコ発の人気の靴屋さんがあります。
サンフランシスコにはアメリカのトレンドを作るような新しいお店もたくさんあるので、せっかくなら行く前に色々調べておくと良いと思います。
レンタカー情報
私は今回の旅ではハーツレンタカーをサンフランシスコ空港から利用しました。
利用方法に関しては「ハーツレンタカー・サンフランシスコ空港の利用方法を解説!」をご覧ください。
レンタカー利用のアドバイス
もし、初めてのアメリカの運転で「サンフランシスコは難しいかな?」と、運転することに対しての心配があるなら無理にレンタカーをすすめることはできません。
渋滞や交通事情でレンタカーを借りるか迷っているのであれば、事前にどこに駐車するか、どうやって市内を回るか等をプランニングしておけば予算も抑えつつ、レンタカーの利便性を活かすことができます。
最後に
なんと言っても、サンフランシスコ空港のレンタカー利用者数(日本人)は、アメリカ本土でも1位、2位を争う程に利用者が多い場所です。
今回はサンフランシスコ市内の運転事情について書きましたが、レンタカーがあればサンフランシスコから車で1~2時間走ると全く違う景色が楽しめたりもするので、是非レンタカーを利用して見てください。