アメリカで長距離運転する時の注意点

計画前に知っておくべき事とは?

国立公園巡りやアメリカ横断等、長距離ドライブはアメリカでしか味わえないレンタカーの魅力の一つです。

私はロサンゼルスからヨセミテ、グランドキャニオン、デスバレー等の国立公園巡りを含め、ラスベガスまでのバケーションなど、総走行距離1000~2000マイル前後のロードトリップを良くしており、その時の経験から、今日はアメリカのロングドライブの際の注意点をご紹介したいと思います。

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ロングドライブの持ち物

アメリカで本格的なロードトリップをする際の持ち物としては、グランドサークルを周った際に紹介した「レンタカーで国立公園巡り – アメリカ・グランドサークルの旅!- 準備編」をご覧ください。

ロードトリップにあると便利なものを紹介しています。

長距離移動の3つの心得

アメリカの郊外の高速道路は、都市部とは違い何も無いようなところを走ります。日本のように一定の距離ごとにサービスエリアはありません。

走るルートを決める際、各区間の休憩スポットを確認しておくと良いです。

給油はこまめに

荒野の中の一本道を走っていると、次の街まで100マイル以上という事もあります。途中で給油できそうなところがあれば、早め早めに給油をしておくことをおすすめします。

もしものために、各レンタカー会社が用意しているロードサイドの救援サービスに申し込んでおくことをおすすめしますが、それでも何かトラブルが発生して救援サービスを利用する時は、一日時間をつぶすことを覚悟した方が良いです。

飲み物・食べ物

食べ物、飲み物は出発前の買える時に買っておくことをおすすめします。できればターゲットやウォルマート等のディスカウントストアでクーラーボックス等も購入しておくととても重宝します。

さらに、カリフォルニア、アリゾナ、ユタ、コロラド等のロードトリップの際は、夏場は日差しが強く、駐車している時に車内の温度が異常に上がります。プラスチック製品など溶けてほしくないものはクーラーボックスに保存していくと良いと思います。

トイレ

人里離れた場所では道沿いに公衆トイレなんてありません。トイレは給油の際に行きましょう。

アメリカのガソリンスタンドのトイレはカギがかかっていることもあり、その場合は一旦レジにて店の人にそのトイレのカギをもらうか、もしくは、ナンバーロックの場合は番号を聞く必要があります。

見渡す限り何もない道
アメリカのロードトリップでは見渡す限りに道以外何もないというようなところを1時間以上走り続けることは珍しいことではありません。
キャメロン
ロードトリップ中にはこういうガソリンスタンドとファストフード店が一緒になっているようなスポットは本当にありがたい休憩所として利用します!

運転中の注意事項

走る方角にも注意!?

行き先によっては注意のしようがないものではありますが、アメリカの地図を見ていただくと、本当に一直線で東西にのびている道があります。

さえぎるものが何もないので、時間帯によっては日の光が想像以上にまぶしいです。特に夕方は日の角度も低いので、西に向かって走るのは目がおかしくなりそうなくらいまぶしいです。

日差し対策として有効なのはサングラス。旅の途中でアウトレットでサングラスを買うのも良いと思います。できれば偏光のサングラスをおすすめします。

朝日
朝日に向かって走行中です。ずーーっと真っすぐの道だったので辛かったです。アメリカだと100マイル以上まっすぐ走り続ける道もあるので、日の方角は確認しておくと良いです(サングラス以外にどうしようもないですが)。

Pass With Careの標識

人里離れたようなところでは高速道路が一車線という所もあります。

そういう所では「Pass With Care」という対向車線を使って追い越しが可能な標識があります。前の車が遅い場合は、対向車線に車がいなければ左から前の車を追い抜くことが可能です。

しかし、気を付けていただきたいのは、追い越す時だけでなく、自分の走行する車線が追い越し可能であるという事は、対向車線側にも追い越し可能区域があるという事です。

無謀な運転をするドライバーもいるので、突然自分の車の前に逆走してくる車が現れるかもしれません。Pass With Careのエリアでは、十分注意して走行してください。

Pass with care
ハワイで見かけた「Pass with Care」の標識です。道の中央にある黄色の実線の内側が黄色の破線になっているエリアは追い越し可のエリアです。
no passing zone
逆に追い越し不可の場所にはNo Passing Zoneと書かれた標識が出ている場合もあります。この場合は黄色の実践の外側に黄色の破線があり、対向車の追い越しゾーンの事が多いです。

暗くて見えないところに標識?

長距離ドライブでは渋滞を避け夜中に出発する方も多いと思います。しかし、街灯がなく狭い道などは視界がとても悪いです。

私が経験したことがあるのは、走っている最中に突然「バシャーん!」となり、大きな水たまりの中に入ってしまいました。大きなSUVに乗っていたので、特に問題はなかったのですが、道路のわきには「Flooded(大きな水たまり)」の標識がありました。

気を付けて走るようにしてください。

暗い道
郊外は街灯などなく、あっても反射板ぐらいです。気を付けて運転しましょう!

動物に注意

野生動物

山の中を車で走行すると、鹿の標識やバイソンの標識があったりします。実際、標高の高い山の国立公園では鹿やムースをよく目にすることがあり、道路に出てくる時もあります。

サウスリム
私もグランドキャニオンを走行中に鹿が飛び出してきました。こういう時は車を止めて通過するのを待ちます。ちなみにこの日は大きなバイソンにも遭遇しました。
オープン・レンジ

アメリカにはオープンレンジと呼ばれる動物が放し飼いにされているエリアがあります。そして、そういったエリアでは道を横切ることもよくあるので、注意して走行してください。

open range
道の横(右側)に見えるのは羊です。フェンス等は一切ないので、突然羊が横断を開始したりします。

道の補修に注意

たまにですが、こんなところに誰もいないであろうというような都市部から100マイル以上も離れたところでも道路の補修工事をしていたりします。2車線道路なら1車線をブロックしてあるだけですが、1車線の道路だと、Stopのサインを持った人が道の真ん中に立ち交通整備をしていたりします。

わき見運転せず、赤く「Stop」の看板を見たら減速し停止するようにしましょう。

補修作業
1車線の道ではStopの看板を持った方が交通整備しています。

時差

ロングドライブで州をまたぐ人は時差も考慮に入れましょう。特に、夏のグランドサークル近辺は厄介です。というのも、普段はカリフォルニアより1時間進んでいるアリゾナはサマータイムが無いので夏はカリフォルニアと同じ時間帯です。しかし、ナバホ居住区ではアリゾナでもユタやコロラドのサマータイムと同じ時間になります。

アリゾナ内ではナバホのガイドツアーを利用する公園も多いので、違う州から見に行く場合は、時差も計算しておかないと、待ち合わせ時間に間に合わない場合があります。

その他気を付ける事

ロングドライブで無くても、アメリカの高速道路にはタイヤが落っこちていたり、タンスが落ちていたりと、思いもよらないものが落ちていることがあります。

走行中は注意して、運転してください。

まとめ

アメリカの高速道路は無料であるという事もあり、日本の高速道路程は整備されておらず、施設も充実していません。

郊外に行けば行くほど本当に何もない中の一本道のようなところを走る場合もあります。

それもアメリカのロングドライブの魅力ですが、万が一何かあった場合、そこまで救援に駆けつけてもらうのにも時間がかかります。

以上のことを気を付けて、安全にドライブをお楽しみください。

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